718名無しさん@お腹いっぱい。2017/06/06(火)23:28:02.74ID:TWK8QQy3r
俺の話

新卒で入った会社で上手くいかず、23歳。中途採用で今の会社に入った。
肩身の狭い思いをするかもしれないが、心機一転 頑張ろうと決めた初日。
俺の指導係として二人の先輩がついた。一人はサポートでメインは25歳の女性社員。
「はじめまして。指導担当になりました○○亜美(仮名)です。」
大きなキラキラした瞳を細めて、にっこりと優しく微笑む美女。
醸し出す雰囲気はとても柔らかで、本当に天使のよう
一目見て心を奪われた 新たな職場への緊張が別のものに変わっていった
正直別に俺は面食いという訳ではなかった。
それなりに恋愛経験もあったがなんの取り柄もないフツメン(もしかしたらブサ入ってるかも)だし、あまり大きい事は考えないタイプ
今の女の子って俺からしたらだいたい割と可愛いと感じていたし
でも亜美は明らかに違って見えた。メイクも最低限。髪型も似たような女は沢山いるのに亜美は一般人の中に女優を混ぜたような整った顔立ち
それでいてとても優しい亜美は男からはもちろんの事女からも好かれていた。
俺は亜美に一目惚れしたが、相手にされるなんて思ってはいなかったが接する機会が多く、一通り教わった後も亜美は何かと俺を気にかけてくれて俺としてはそれだけでも嬉しかった。
会社にも少しなれてきたある日、俺は前日遅くまでゲームしていたのが響き、会社に遅刻しそうになった。
ギリギリ間に合ったのだが、気の緩みが出たんだろう
すると亜美が「危なかったねー朝弱いの?」と話しかけてきた。
こんな少しの事でも、亜美から話しかけられたら喜んでしまう俺はこの失敗すらありがたいことに思えた。
そんな翌日の朝 スマホを見るとメールが来ていて差出人を見ると「○○ 亜美」
目を疑ってメールを開くと
「おはようーちゃんと起きれたかなぁ?」
まさかの亜美からのおはようメールに俺歓喜
亜美と電話番号とメアドは交換していたものの、もちろん自分から送ることなどできずにいたがこれをきっかけに亜美と毎日メールをするようになった








719名無しさん@お腹いっぱい。2017/06/06(火)23:29:29.32ID:TWK8QQy3r
何かつながる話題はないかと、テレビや趣味などを聞き出したら
亜美は最近とある野球選手のファンになり、その選手目当てで野球中継を見ていてちょうどその選手は俺の贔屓球団だった
所謂顔ファンであって、その選手はイケメンだったから(あぁ…やっぱりイケメンがいいんだよなぁそうだよなぁ)なんて落ち込んだが、亜美は生でみたことがないらしく
これはデート出来るかもと思い誘ってみたら難なくぉK
普段会社では俺が亜美に指導してもらう立場だが、野球の用語などが分からない亜美が俺に色々と質問してきてくれてメールは弾んだ。
観戦日当日、ワンピースを着てきた亜美は「俺くん…私野球観にくる格好じゃないよねこれ。みんなパンツだよどうしよう…」と不安そうにしていたが
普段と髪型や雰囲気の違う亜美に俺はただただ見惚れしまい、正直この格好で来てくれて嬉しいとしか思えなかった。
その日はデイゲームを見たあと食事をして解散。
それから少しだけ亜美に近づけたと思った俺は亜美の恋愛事情などを聞いていった
亜美はどうやら男運が悪いようで付き合った男が束縛が強かったり、モラハラだったり、既婚者に騙されたりと散々な感じでいい恋愛をしたことがないという
「見る目がないのかな…恋愛に向いていないのかも。今度もし付き合う人は優しい誠実な人がいいなー」と言う亜美に
イケメン好きなのは分かってるけど、もしかしたらとりつく島があるかも…と淡い期待を寄せた。
贔屓球団はビジターでしか近くには来ないので、ホームだともっと楽しいよと言うと興味がありそうだったから連れていくよと言うとありがとうと悪くない返事
行くならちょっとした旅行になるのにいいのかなぁ…と思っていた








720名無しさん@お腹いっぱい。2017/06/06(火)23:34:10.02ID:TWK8QQy3r
それからしばらく経ったある日、亜美から「俺君、△日って何か予定ある?」と亜美からメールがあり、何処か行きたい所があるらしく俺に来てほしいのだと言う
亜美から誘われるなんて 俺はうきうきしてその日を待った
当日までどこにいくかは言わなかった亜美と主要駅で待ち合わせして、乗り換えてついた先は水族館
(うおぉ…これってマジでデートっぽくね?)とテンションがあがる俺
別に俺じゃなくても、友達は居るだろうしなんなら他の男でも…まさか俺にちょっとは気があったりするのか?とドキドキしつつ
『なぁ…なんで俺ときたの?』と聞いてしまったが、亜美は「えー?」と軽く笑って答えずにささっと行ってしまった
なんだよそれ、思わせ振りなことするじゃんと思って
正直ショーを見ていても、全く見えてなくてずっと亜美が俺をどう思ってんのかが気になって気になって仕方なかった。
一通り見て回って出口に向かっている途中、急に無言になった亜美を見ると複雑な表情で前を見ていた
視線の先には若い夫婦に小さい子どもが居た
どしたの?と聞くと
「なんかいいなーって。うちは親が物心ついた時から仲が悪くて。あんな感じで暖かい雰囲じゃなかったんだよね。だから羨ましいんだー」と呟いた
そしてこっちをちらっと見た亜美の目にはうっすら泪が。力なく笑うと足早に歩きだした。
その時 亜美を優しくぎゅーっと抱きしめたくなった。そして亜美への気持ちを堪えきれなくなっている自分がいた
近くのレストランで食事してる最中も、ずっとダメ元でも気持ちを伝えたいがタイミングが見つからず時間が過ぎていく
外に出た時、ベンチを見つけてちょっと座りたいと亜美を連れていった
結果どうなっても後悔はない 覚悟を決めた。








1001オススメ記事@\(^o^)/2017/09/14 18:02:00 ID:gossiptale