373本当にあった怖い名無し2013/11/30(土)03:37:03.16ID:baXKIUvj0
長文だが先週やった復讐

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自分は製造系の会社で技術の仕事やってるんだが、内容は特定の工程におけるトラブル対応とか不良低減、コストダウンなんかの実験がメイン。
もちろんそのために担当工程の製造機械も扱うんだが、その工程ってのが「熱処理」で、俺が装置を扱うってのはソフト的な面が多い。
「何分かけて何度まで上げてどのガスをどれぐらいの量投入する」とかのプログラム的なものを作成して入力する感じ。
プログラムって言ってもC言語とかではなく、専用の入力画面に温度の上げ具合とかを数字で入力していくんだ。
こう書くと簡単そうに思えるかもしれないが、素材ごとに最適条件ってのがあって、ちょっとでも温度加減やガス量調整が不適切だと製品が割れたり
変色したり最終的な特性が狂ったりするのでプログラムの作成はけっこう知識や経験が要る。
長いことこの仕事やってるが、いまだに手探りみたいなところも多くて新素材が採用された時なんかは最適条件を導き出すのに膨大な時間と手間がかかる。




3743732013/11/30(土)03:38:28.26ID:baXKIUvj0
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で、さっき書いたように俺がよく担当するのがこういったソフト的なところなのに対してハード面を担当している人たちがいる。
設備のメンテや改造、新規設置等をやってくれるんだが、装置の定期メンテや改造のときに仕様上どうしてもプログラムが消えることがあるんだ。
そういう時はメンテ後に俺がプログラムを入れ直すんだが、俺は昼勤固定なのに対してハード担当部署は夜勤もあったりするので、
メンテが夜勤帯に完了したはいいが俺が朝出勤してプログラムを入れ直すまで稼働ができないことが多々あった。
この待ち時間が生産能力を落とす原因なので、ハード担当者の中にもソフト面の知識をもった人を育てようって取り組みがあって
その教育を俺が担当したんだが、その受講者の中にいたAが曲者だった。




3753732013/11/30(土)03:39:44.93ID:baXKIUvj0
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Aは設備の仕組みをよく知っていることもあり、知識の飲み込みは早かった。
逆に俺が教えられるようなこともあったぐらい。
先に書いた製品の特性上のこととは別に、装置に関することでね。
安全仕様上、こういう構成のプログラムは組まないほうがいいとか、こう組めば効率よく動くとか そんな感じ。
最初は「へぇ そうだったんだ 知らなかったよ。ありがとう」「いえいえw」みたいに和気藹々とやってたんだが、そのうちAが調子に乗り出した。
「○○(俺)さん、こんなことも知らないんですか?大学出てるくせにw」とかちょっとムッとくる発言がちらほら混じってくるようになった。
ちなみにAは高専卒。俺は別に学歴云々言う主義ではないが、Aはそのへんにコンプレックスがあるのか、会話の端々にそう言った内容が出るようになってきた。
まあここで言い返して揉め事起こしても良いことないし仕事だしと割り切って適当に受け流してたんだ。




376本当にあった怖い名無し2013/11/30(土)03:43:02.87ID:baXKIUvj0
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そして教育が一通り終わってAが独り立ちし、俺がやってた実験とかトラブル対応、新素材の立ち上げなんかの業務も任されるようになってきた。
これで業務効率2倍じゃん と俺は嬉しかったが、俺の業務の中でもトラブル対応(不良品が出た時の対応。原因調査とか改善策の立案、実施とか)は
経験がものを言う分野でありかなり大変だったので最初のうちはトラブル対応は俺、その他実験とかはA という住み分けができていた。
ちょっとずつAにもトラブル対応の手法を勉強してもらっていたが、どうもAは乗り気ではない。
それも無理はない。トラブル対応は言ってみればマイナスを0に戻す作業。実験とかはプラスを増やす作業なわけで、
やりがいもあるし見た目の成果も華々しい。実際、この時俺の査定はちょっと下がった。
直属の上司はそのあたり分かってくれていたが、査定を決めるさらに上の方々には現場の事情は伝わらなかったようだ。




3773732013/11/30(土)03:44:52.03ID:baXKIUvj0
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こんなことがあり、Aはますます調子づいてきて俺がトラブル対応の合間に取り組んでいた実験についていろいろとケチをつけてくるようになった。
「このプログラムだめっすよw」「この装置には適用できないっすよw」とか、プログラムについて特に突っかかってきた。
もうミスの指摘ってレベルではなく、問題のないところにも無理矢理こじつけてダメ出ししてくる感じ。
とにかく俺のやることには全てケチつけないと気がすまないって感じまでいってた。
俺とA以外の課員はそこまで詳しくないのでAの指摘が言いがかりレベルであることに気づかないらしく、いつも俺が「教え子に追い抜かれて言いくるめられてるショボイ奴」
みたいに哀れな視線を向けられていた。言い返さなかった俺も悪いのかもしれんが。
なんでこうなったのか俺は理解できなかった。学歴コンプ?自分の評価が上がって俺が下がるのが楽しかった?
もしかして俺がAに対して失礼なことしてた?
いろいろ考えたが思い当たる節がないしいらんことで神経削るのが嫌だったので我慢する日々が続いた。




3783732013/11/30(土)03:51:45.09ID:baXKIUvj0
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そんな中、久しぶりに俺が設備追加による増産に関するプレゼンを開くことがあって関係部署の担当者を招集した。
もちろんその中にAもいたんだが、もう最初から俺にダメ出しする気満々の嫌な笑顔。
プレゼン資料をプロジェクターで映しながら説明してたんだが、その中の追加設備用プログラムに関する項に差し掛かったあたりで待ってましたとばかりにAがダメ出しを開始した。
「この箇所って××の面で問題あるんじゃないですか?」「こことかまずくないですか?」とか。
トドメとばかりに「これ入力して稼働したら大変なことになるんじゃないですか?ww」なんてことも言ってた。
偉い人もいる中で俺をこき下ろすのが嬉しくて仕方ないって感じだった。


しかしこの時ばかりは俺も嬉しくて仕方なかった。


どういうことかと言うと、俺はこの日のプレゼンで罠を張っていた。
Aがいつものように俺をこき下ろしにかかるのを見越して。




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1001オススメ記事@\(^o^)/2019/02/08 12:02:00 ID:gossiptale